銘柄豚の肉質の特徴は、肉にしまりがあり、きめが 細かく、色は淡灰紅色で鮮明。光沢がよく、適度の脂肪がつき、その色は白く、脂肪のしまり・ 粘りとともに優れています。
「脂肪の融点」は脂肪が融け始める温度のことで、舌触りやなめらかさを決定する重要なポイントです。すなわち、融点が低すぎると、歯ごたえのない、水っぽい肉になり、高すぎると、固くザラザラした感じの肉になります。一般の豚肉の場合、融点は 37~38°といわれていますが、銘柄豚は43°前後。この融点の差をみても、キリッとしまった、水っぽさのない、口当たりの良い肉質であることがわかります。
私たち東京食肉市場銘柄豚協会は、安全で高品質な銘柄豚を消費者へ安定して供給するため、昭和56年 7月に発足しました。
厳しいチェックと管理のもと、生産・卸・小売の 方達のご協力と努力に支えられ、「極上」の豚肉を 消費者の皆様に届けるべく、日々精進しています。是非一度,「銘柄豚」を味わっていただければ幸いです。